リゾートバイト
リゾートバイトは、匿名掲示板に投稿された長編怪談。海辺の旅館へ住み込み勤務に向かった大学生グループが遭遇した怪異を描く。
発祥
2002年夏、洒落怖スレッドに複数回に分割して投稿された。後にネット上で編集・整形されたテキストが広く流通したため、初出時の原型を辿ることは困難となっている[要出典]。
経過
- 夏期休暇の3週間、海沿いの旅館に男女6人の大学生が住み込みで勤務する
- 勤務終了後の深夜2時、肝試しを目的として裏山へ入る。石段の頂上に扉が半開きになった小さな祠を発見する
- 帰着した翌日より、女子学生の1人が高熱を発症し、天井の隅を凝視して笑い続ける状態となる
- 旅館の女将の手配により拝み屋の老女が弟子2人を連れて訪れ、3日間にわたる祈祷を行う
- 初日は塩と経文、2日目は水を張った桶、3日目は対象者を物理的に拘束して祓いの儀式を執り行う
- 6人のうち1人は意識が戻らないまま隔離され、残りの学生は契約期間の満了を待たずに旅館を離脱する
検証
祈祷の手順に関する記述が全体の半分以上を占め、儀式の詳細が順序立てて記録されている。一方で旅館の屋号や海岸の具体的な地名は最後まで記述されていない。作中の登場人物数についても、前半で6人とされていたものが後半で5人として扱われるなど記述の不整合が存在する[要出典]。
派生・類話
2008年以降、朗読動画やウェブコミックとして翻案された。部外者が土地の不可侵領域に接触して祟りを受ける構図は、客人神 の伝承における関係性を外来者の視点から反転させた構造をとる。