コトリバコ
コトリバコは、匿名掲示板に投稿された長編怪談に登場する呪具の名称。「子を取り殺す箱」が語源とされる。
発祥
2005年6月、オカルト板に「山陰地方の出来事」として投稿された。投稿者は神社の関係者から直接伝え聞いたという体裁をとる。舞台となる具体的な地名は伏せられ、隣接する県名のみが記述されている。
内容
- 外形は両手に収まる寸法の木箱。寄木細工のように組み合わされており、釘や継ぎ目が外部から視認できない構造をとる
- 内部には子供の血液、臍の緒、指が封入されているとされる
- 納めた部位の数によって呼称が変化する。1つでイッポウ、2つでニホウと続き、サンポウ、シホウ、ゴホウ、ロッポウ、チッポウ、最大8つのハッカイで完了する
- 呪詛の対象は女性と子供に限定される。箱の近傍に置かれた対象は内臓を冒され、数日のうちに衰弱死する
- 幕末期、ある集団が集落への報復のために製造したと語られる
- 焼却や投棄による処分が不可能なため、神社の祠へ奉納して隔離され、現在も1基が保管されているとされる[要出典]
考察
呪物を神社の社叢に預けて隔離・封印する構成は、各地の憑き物筋や呪具伝承に見られる形態である。
一方で、作中に登場する幕末期の身分制度や土地支配に関する言及には、歴史的事実と矛盾する箇所が散見される[要出典]。製造工程の記述も途中から名称の列挙に終始しており、道具の実体に関する裏付けは乏しい。現物を確認したとする報告は投稿後に2件存在するのみである。