くねくね
くねくねは、夏季の水田や河川敷に出現するとされる白い人型の怪異。遠方で体を異様にくねらせる動作からこの名がある。
発祥
2003年7月頃、匿名掲示板の怪談スレッドに投稿された短編。祖父母の家へ帰省した兄弟の実体験という体裁をとる。同時期に別板へ投稿された川辺を舞台とする異本も存在し、どちらが初出であるかは確定していない[要出典]。
経過
- 昼下がり、民家2階の窓から水田の向こうを眺めると、稲の上に白い人影が立っている。距離はおよそ200メートル
- その影の上半身が、腕を持たない紐のように左右へ不自然に折れ曲がり続ける。風向とは一致していない
- 弟が双眼鏡を持ち出してその物体を直視する。兄が制止する直前に弟が「わかった」と呟く
- 弟はその直後から異常な笑い声を上げ始め、以降は他者との意思疎通が不能になる
- 父親にこの件を伝えると「わからんままでいろ」とだけ言い渡し、水田の方向を見ようとしなかった
検証
案山子、農業用の白いビニール資材、陽炎による視覚の歪みなど誤認の対象が挙げられているが、いずれも200メートル離れた位置で不規則に折れ曲がる運動を説明できていない[要出典]。
原型とされる書き込みはテキストデータのコピーのみが残存しており、記録によって投稿日に数日のズレがある。正体の詳細を明かした記録はどの異本にも存在しない。
派生・類話
2004年以降、白色ではなく黒い影を目撃したとする話や、積雪地帯で同様の動きをするものを見たとする類話が投稿された。舞台を東北や北陸とする記述が多いが、原型が具体的な地名を指定していたかは不明である。